国立大学でも大活躍「テストバー」

国立大学でも使用していただいています！

先日「テストバー」を北海道の国立大学様に納入いたしました。

こんにちは。飛行機（ANA）好きな東大阪で研磨屋をやっている高山です。

経緯はYouTubeから

2020年コロナ禍真っ只中、チャンネル登録者数10万人超えの製造業系YouTuber「なんとか重工」さんに
僕のテストバーを取り上げていただきました。

卓上旋盤の事はあまりよくわかりませんが、テストバーを使用し調整すると卓上旋盤の精度が良くなるらしいです。

「北海道の国立大学」様からは↑この動画を視聴→弊社のホームページ（テストバーのブログ）にて
テストバーのご依頼をいただきました。

「大学で使用している卓上旋盤の精度を確認したい」とのこと。
「大学でテストバー！？」
メールをいただいた時は「本当なのかな？」でも、もし大学で使われるなら「本当に嬉しい」
という気持ちが入り乱れました(笑)

納入そして調整後の結果報告をいただきました

まずはテストバーで調整する前の写真。
写真左の主軸を基準として、右のセンターの位置がやや高い。
これが影響して切削加工時にテーパー発生の原因になります。

テストバーを卓上旋盤に取り付け、ピックテスターで測定→テーパーになっている分だけ調整

その後、再度主軸とセンターの位置を確認
写真で見ても分かるように主軸とセンターの位置がほぼ真っ直ぐに。

これにより切削加工時テーパーになる事がほとんどなく、ほぼまっすくに仕上げることが加工になります。

テストバーを使用しての感想

北海道の国立大学様にテストバーを使用し調整した後の感想をいただきました。

「主軸とテールストックとのズレを修正することができました。
これまでも他の方法で行っていたのですが、寸法を信頼できる物があることで、調整が圧倒的に楽になりました。」
（原文のまま）

僕も自社の円筒研削盤のメンテンナンスの為にたまにテストバーを使います。
しかし、卓上旋盤で使用したことがないので、購入していただいた方の感想を読み
「テストバーが役に立って良かったなぁと」
いつも励みになります！
また今回は
「他の方法よりも、テストバーは寸法の信頼が出来るもので調整が圧倒的に楽になった」

こんなに嬉しい言葉を頂けるなんて感激です！

テストバーの詳細

テストバーの仕様は↓

φ32mm×全長300mm（ストレート部200mm）

テーパー部モールステーパーNo.4（MT-4）
テーパー部の長さは約100mm

又は

φ25mm×全長300mm（ストレート部200mm）

テーパー部モールテーパーNo.3（MT-3）

・材質：S45C

・高周波焼入れ

・円筒研削加工にて仕上げ

・仕上げ時の品質保証は
1級のミツトヨ製ブロックゲージで校正したミツトヨのデジタルマイクロメーターで測定

テーパー部の角度は弊社のシギヤ精機製、円筒研削盤の芯押し台部（MT4)でテーパー当たりを確認します。

ISO9001などの校正証明書はありません。

価格は1本　￥99,800-　 →  ￥49,800-（消費税、送料は別途掛かります）

テーパー部はMT-3、MT-4をお選びいただけます。

＊テーパー部によってテストバー部の外径寸法が変わります。
（MT-3はφ25　MT-4はφ32）

ご注文、ご質問などありましたら、電話、DM、お待ちしています！！

テストバーがどうやって作られているのかは↓の動画でもご覧いただけます！

P.S.
いつも最後まで読んでいただいてありがとうございます。
テストバーがまさかの北海道、しかも国立大学様で使用していただけるなんて夢にも思っていませんでした。

僕一人の力では絶対に出来なかったこと。

SNSで知り合った「なんとか重工」さんとコラボさせていただいたおかげです！

本当にSNSを続けていてよかったなと思いました。

会社Facebook、個人Facebook、Twitter、インスタグラム、YouTubeも更新中！！ぜひ！いいね！チャンネル登録もお願いします！