テストバーを使うと機械の調子を確認できます!
- 加工事例
機械の調子を確認して精度を保つ手助けをします
テストバーってご存じですか?
こんな棒みたいなやつ。
これを使用して機械の精度を簡易的に見ることができます
こんにちは。飛行機(ANA)好き!東大阪で研磨屋をやっている高山です。
テストバーを使用した実績
高山技研テストバーを使用して、効果が出た方がいらっしゃいますのでご紹介したいと思います。
以前YouTubeでコラボさせていただいた、
チャンネル登録者数57300人(2020年12月現在)工業系YouTuberの「なんとか重工」さん。
使われている卓上旋盤の精度がめっちゃ良くなったんです!
どうやって使用するのか?
主軸(加工ワークをクルクル回す側)にこのテストバーを取り付け、
主軸側の傾きをダイヤルゲージ、ピックテスターなどの計器で確認。
その傾きを修正。これだけ!
これでなんとか重工さんの使用している卓上旋盤の切削寸法精度は0.001mm台の精度になりました!
詳しくは↓なんとか重工さんの動画をご確認ください!
冒頭に僕が研磨したテストバーが紹介されています!
(動画内に出ているテストバーの価格はYouTuber価格なのでご了承ください。)
テストバーを研磨する様子
なんとか重工さんが使用したテストバーを作っている様子がこちら↓
自社で使うのとはまた違った緊張に包まれた研磨加工でしたw
良い感じにφ25のほぼ0(ゼロ)くらいに研削加工出来て、ホッとしています。
僕はもともと、製品を測定する「ゲージ」と呼ばれるものを作っているゲージメーカーに勤めていました。
そこで習得した、研削の仕上げのノウハウを生かして、何か役に立てないか?
と思いYouTubeで発信し、テストバーをYouTuberの「なんとか重工」さんにお届けすることができ
卓上旋盤の精度向上に少し貢献させていただくことができてすごくうれしいです!
テストバー販売します!
この業界ってまずは見積りからで金額がはっきりしませんよね?
見積り取るってめっちゃ億劫。
と言う事で、僕が販売するテストバーの加工条件と価格とここで提示します!
テストバーの仕様は↓
φ32mm×全長300mm(ストレート部200mm)
テーパー部モールステーパーNo.4(MT-4)
テーパー部の長さは約100mm
又は
φ25mm×全長300mm(ストレート部200mm)
テーパー部モールテーパーNo.3(MT-3)
・材質:S45C
・高周波焼入れ
・円筒研削加工にて仕上げ
・仕上げ時の品質保証は
1級のミツトヨ製ブロックゲージで校正したミツトヨのデジタルマイクロメーターで測定
テーパー部の角度は弊社のシギヤ精機製、円筒研削盤の芯押し台部(MT4)でテーパー当たりを確認します。
ISO9001などの校正証明書はありません。
価格は1本 ¥99,800- → ¥49,800-(消費税別、送料は別途掛かります)
テーパー部はMT-3、MT-4をお選びいただけます。
*テーパー部によってテストバー部の外径寸法が変わります。
(MT-3はφ25 MT-4はφ32)
もし他のサイズのご要望があれば億劫とは思いますが、お見積りとなります。
今後、需要があれば他のサイズも展開したいと思います。
P.S.
いつも最後まで読んでいただいてありがとうございます!
先日、YouTubeを見ていただいた、一般の方からテストバーの製作依頼をいただきました。
その方は、今まで旋盤を調整するのにワークを削って調整していたそうです。
しかし、なんとか重工さんのテストバーを使った卓上旋盤調整の動画を観て問い合わせをいただき、注文していただきました。
技術が誰かの役に立つ。本当にうれしいことです。
テストバーで少しでも、機械の精度に貢献出来たら嬉しいです!
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