トラバース研削とプランジ研削とは?

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研削の基本トラバースとプランジ

今回はトラバースとプランジついてお話ししたいと思います。
研削加工をされる方なら必ず知っていると思われる加工法です。
僕の見解なので、「そうじゃない」「間違っている」などあるとは思いますが、温かい目で読んでいただけると幸いです。

こんにちは。飛行機(ANA)が好きな高山です。

トラバース研削とは

ワークに砥石を当て、切り込んだ後テーブルを左右に往復させる加工法です。
1度切り込んだら、往復するまで切り込みません(両端で一回ずつ切り込む方法もあります)

砥石幅より加工部が長い場合はこのトラバース加工を使います。

メリット

  • 加工面(面粗さ)がきれいに仕上がる
  • 振れが出にくい
  • 段が付かない

デメリット

  • 加工スピードが遅い など

例外もありますが、砥石幅以上のワークはトラバース研削にて仕上げ。

プランジ研削とは

砥石幅の分だけテーブルを左右に動かさずその位置で切り込みを行う加工法です。

メリット

  • テーブルを左右に動かさず切り込みを行うので、目標の寸法まで加工するのが早い
  • オイルシール部はプランジ加工の指定が多い

デメリット

  • 切込み量が多くなるのでワークに高負荷がかかり、振れが発生しやすくなる恐れがあります

ここで知っていただきたいのですが、
「プランジ加工で加工時間が早いのでコストが安い」
間違いです。

砥石の選定、切込み量を誤るとワークに振れ、イビツが発生し不具合(不良)が発生してしまします。
ここは研削加工をされている方の技量が必要なので注意が必要です。

まとめ

今回紹介した写真のように火花が出ているワークは研削加工は加工しやすいのですが、火花が出にくい、または出ない
ステンレス、メッキ、SKD-11、SKHなどの難削材はトラバース研削、プランジ研削共に常に砥石の状態を把握しておかなければ、
不具合(最悪の場合不良)につながる恐れがあるので注意が必要です。

ざっくりですがトラバース研削、プランジ研削の違いはこんな感じです。
もちろん今お伝えした以外にも、各加工法のメリット、デメリットはあると思います。
研削加工する人によってメリット、デメリットは変わってきます。

始めにもお伝えしましたが、あくまで僕の感想です。
色々な意見があるかもしれませんが、「1つの例」として参考にしていただけると幸いです。

P.S.
いつも最後まで読んでいただいてありがとうございます。
今はネットで検索するとなんでも出てくる時代ですが、研削加工の方法ってほとんど出てきません。
(最近は少しずつ出てくるようになってきましたが)
少しでも多くの加工法がネットに出てくるようになり、いろんなサイトを見て納得のいく加工法を見つけてほしいと思います。

もちろん僕もまだまだ分からないことだらけなので、毎日勉強ですが…。

少しずつでも皆さんにシェアで来たないいなと思っています。

加工方法もですが、SNSでの集客も

僕は新規顧客の90%以上はSNS、ホームページから。
新型コロナウイルス感染症もあり思うように営業に行けない。
もうそんな時代なのかもですね。

僕のように、営業が上手くできない、求人募集しているけど思うように集まらない。
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僕は、営業が大の苦手、面と向かってのビジネストークは全くダメ。

「よく話すじゃないですか!」「お喋りやのに?」

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