0.001mmの技術の伝承(【御礼】再生回数15万回以上!)

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技術の伝承方法

4月に工場見学をさせていただいた「株式会社ジェイテクトグラインディングシステム(JGS)」さん。
その工場見学の途中、技術の伝承を見させていただきました。

こんにちは!東大阪で研磨、研削をしている飛行機(ANA)好きの高山です。

匠道場

みなさんは技術の伝承をどのようにされていますか?
弊社は社員さんがいてないので技術の伝承をする場面が無いのですが、
この研磨業に携わることになった時は教えていただく側でした。

「手感」の技術が多く覚えるのにすごく苦労した記憶があります。

その技術をJGSさんは「匠道場」という研修場所で高技能者からこれから技術を学んでいく若手への
技術承継が行われています。

今回の工場見学ではその「匠道場」も見学させていただきました。

新入社員研修から技能士教育まで

この「匠道場」では各部署配属前の新入社員教育はもちろん、国家検定でもある「技能士」の
合格に向けての研修もされています。

新入社員研修では組立、電気配線、きさげなど、JGSさんの加工に必要なものを勉強。
修了試験もあるので気を抜けません(笑)

技能士試験に向けての研修は機械組立1級と2級の実技を見学させていただきました。

なんと!
ずーーーっとヤスリ掛け!

聞くと、ヤスリで何回削ったかを数えてるらしいです。
その削り代は0.2mm途中、マイクロメータなどで測定しても良いのですが、測定するのに時間を使ってしまうので
測定は最小限で「削り重視」みたいです。

その自分が削っている感覚を身に付けて本番の実技の限られた時間内で確実に仕上げていくみたいです。

本当に職人技だと思いました。

機械組立1級、2級の試験内容の違いも教えていただきました。

機械加工技能士2級の試験ワーク(練習用)
機械加工技能士1級の試験ワーク(練習用)

手作業があるからこそ、近年の高精度工作機械があるのだと思います。

きさげ体験も

きさげも体験させていただきました。
JGSさんのあの「三日月模様」を出せるかチャレンジ!

先ずは見本を鈴木さんに。
鈴木さんは匠道場長ということもありすごく軽くきさげ加工をされキレイ三日月模様を作っていました。

「ヘソで前で持って、腰で削る」

理解したけどそんなに上手いこと体が動かへーーん(笑)

それでもいい感じも三日月模様は出たと鈴木さんが褒めてくださいました。
お優しい(笑)

最後に以前グラインディングテクノロジーできさげ加工を見せていただいた
平松さんと道場長の鈴木さんのきさげ加工が違うのか?
を比べてみました。

写真ではわかりにくかもしれませんが、鈴木さんと平松さんとではきさげ模様も若干違う!

自分が加工したきさげの機械がオーバーホールなどで帰ってきて、残っているきさげ面を見ると
自分が加工したかどうかがわかるみたいです。

0.001mmを加工する職人の技ってすごく奥が深いなと感じました!

動画でも見ていただけます!
おかげさまで再生回数15万回以上!
たくさんの国内のみならず海外の方にも法にも観ていただいています!
ありがとうございます!

P.S.
工場見学をさせていただいて皆さんに普段見れない場所を観ていただいたり、
また僕自身も工場見学でいろいろな勉強をさせていただいています。
一昔前ならうちは一人でやってて超零細企業で誰にも相手されない様な会社ですが(笑)

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