研磨の水は循環式なんです!
- 仕事
僕が使用している円筒研削盤の水(冷却水)について
ツイッターで質問があったので詳しく書いてみようかと思います!
似てますねぇ♬ それよりも、研磨時に使う水が大量ですね。思わず水道代なんぼかかっているんやろうと思っちゃいました!
— 大杉たかし(すぐりゅん)超マニアック本を出してる出版社の営業マン (@suguryun) 2018年8月31日
僕が当たり前だと思っていることは世間では常識外!!
これは肝に命じておかないとダメですよね!
こんにちは。飛行機(ANA)が大好きな高山です!
確かに客観的に見たら、水をジャージャー出してエコって言ってる時代に
反してますよね!でも大丈夫、機械の後ろにタンクがあって循環式になっているんです。
循環式なので減った水を足すだけで水道代もほとんど掛からないい
なかなかのなヤツです。
磁石に付く普通の鉄はマグネットセパレーターというのごみ取りマシーンで
取り除けるのですが、ステンレス、メッキの削りカスはマグネットに付かないので
タンクに沈殿してしまいます。
そのまま放っておくとタンクの中がカスだらけになって
黒ーい冷却水になってしまうんです。
もちろん研磨の仕上がり面にも影響します。
そこで以前書いた「冷却水のタンクを清掃してもらいました」
で業者さんにタンクを綺麗に掃除してもらいます。
透明で綺麗な冷却水になって研磨の仕上がり面も、仕事するときの
気分もアゲアゲです!!
冷却水、冷却水って言ってますが、普通の水やろ!
って思うかもしれませんが、普通の水に水に馴染む
水溶性の添加剤(研削液)を入れ錆びにくいよう
アルカリ性を保っています。
その添加剤には、研削性(研磨面をピカピカにする)、
冷却性(砥石と製品の当たり面は500℃ぐらいの高温になるので)、
研磨の削りカスを品物に付きにくくする清掃性、
防錆などを兼ね備えた水溶性の検索液です。
種類、メーカーも様々ですが、僕はあの世界的に有名で車、バイク好きなら一度は使いたいメーカー
「カストロール」製を使っています。
理由は世界的メーカーで格好いいから!
もありますが全世界に供給しているメーカーですから
研磨切削条件のデータも豊富でどんな鉄にどの研削液を使えばいいか等
様々な疑問に答えてくれたり、
前回のブログのように、油屋さんとカストロールの方が
タンクの清掃に来てくださって現状を聞いてくれたりしてすごく安心
できるのでカストロールを選んでいます!
そんな感じで弊社の円筒研削加工盤の水はタンクに
入った水と水溶性添加剤を混ぜた研削液を使用しています。
何か疑問があったら答えますのでなんでも聞いてくださいね!
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待ってまーす!!
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