ロールを研磨仕上げた後に味わえる達成感が好き

  • 加工事例

好きなのはロールです!

ロールと言ってもロールケーキじゃなく、印刷、リチウムイオンバッテリー、ステッカー(シール)などに使われる真ん中がちょっと大きめの外径でそのロールの外径の端から端までを0.005mm以内の差で仕上げる製品が大好きです。

もちろん食べる方のロールケーキも大好きです。

こんにちは。飛行機(ANA)が大好きな高山です!

ロールがなぜ好きなのか?

って一人質問してますが(笑)
雑誌、ステッカーなどの綺麗な印刷、質のいいリチウムイオンバッテリーに必要な部品の一つで
ロールの仕上がり面、ロールがちゃんと真っ直ぐになっているかの「真直度」、ロールが真の丸に近いのかの「真円度」と言うのが不可欠になります。
研磨屋やったら簡単じゃない?て思われますが、まぁまぁ難しいです。
無垢と言って鉄の塊の製品もありますが、冷却性、軽量化などでロール内が空洞(パイプ形状)の物もあり、パイプ形状になると膨張率が高くなり研磨時の熱→研削液の冷却で微妙な膨張、収縮を繰り返しているので真の丸「真円度」が守れなくなるんです。
そこが難しい!!
でもそのロール研磨加工で膨張、収縮をいかに抑えて研磨できるか。と言うのを毎回挑戦するのが好きなんです!
ロールの研磨面というとピカピカにしないといけなのですが、ピカピカの研磨面にするのには砥石を削れにくくしないといけません。
削れにくいということは熱が持ちやすいので先ほどの膨張、収縮を繰り返しやすくなります。ここが腕の見せ所。
ここを落ち着いて加工し、真円度を図面の要求通りに保ち、なおかつ寸法、研磨面の精度も保たないといけないというなかなかの難易度です。
それには研削液、砥石、製品の加工回転数、色々な条件を考えて加工しないといけないんです。各研磨屋さんのノウハウの部分ですね!
実際の研磨加工の様子はこんな感じです。

 

完成した時の達成感が好き!

膨張、収縮を繰り返すロールをなだめながら加工し、ようやく研磨加工が終了し測定。
まずは外径寸法が図面通り正しく入っているか?次にロールを回した時に真の丸に近いか「真円度」を確認したりし、図面通りのになっていれば軽くガッツポーズです!(笑)
お客さんは図面通りの製品を求めているので、その製品を納品するのは当たり前ですもんね。
だから自分で自分褒める感じで「やったー!」小声で言ってしまいます(笑)
もちろんどんな製品も図面通り、研磨した製品が組み付けしやすくする為にしっかり狙い通りの寸法に加工するというのは当たり前ですが、あのロールをなだめながら研磨し仕上がったときの達成感が最高です!
そんなロールの研磨が大好きです!
大きいロール、小さいロールなんでもチャレンジします!

ロール好きなん?ロールの仕事あるよ!って声をかけていただくとめっちゃ嬉しいです!

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