バイクの部品も加工しまします。
- 加工事例
バイクのホイールを固定するピボットシャフトの研磨加工をしました。
こんにちは。飛行機(ANA)が大好きな高山です。
ちょっと分かちづらいですが上の写真、赤丸の真ん中の部品です。取り付け前がこちら↓
バイクのピボットシャフトを制作、販売(ショップ、個人へ販売)している
PADDOCK(パドック)という部品メーカーさんから弊社のホームページを見て
研磨依頼をいただきました。
あまり表に出ていなく目立たない部品ですが、バイクを乗る方曰く純正部品より「しなり」が出て
乗り味が変わるみたいです。
僕はバイクに乗らないので表現があいまいですみません...。
でもそれもそのはず!だと鉄を研磨する僕はわかりました!
純正のピボットシャフトは空洞ではなく、いわば鉄の塊の棒で鉄の材質もしなりにくい
SS400(エスエス400)という材質。(ほんとごく普通の鉄)
それに比べ、クロモリと言われる「SCM435H」という材質は剛性があり「しなり」があって
振動を吸収する性質があります。
鉄の材質自体に剛性があるので空洞のシャフト(パイプ形状)のシャフトが作れ、
鉄の棒のシャフトより軽量化も図れます。
(バイクには乗らないですが、色んな鉄を研磨させていただいているので
研磨屋目線の僕もいいと思います)
ロードバイクに乗られる方ももしかするといいかもしれないですね。
あっ。僕はロードバイクも乗らないですが...
生活用品の鉄の材質は??
鉄にも様々な材質がありその製品に一番いい鉄を使用します。
例えば無印良品のキッチン用ボウル。正直ボウルやのに価格が高いですよね。
ステンレスの「18-8」という材質SUS304と呼ばれるステンレスで
クロム18%、ニッケル8%。錆にくいですが高価な鉄です。
要するに錆びにくい良い鉄。ボウルの値札の裏には必ず材質が書かれています
そこに無印良品のように18-8ステンレス等が記載されいると良心的で錆びにくい
ステンレスが使われているなぁって思うんですが、
安い商品でたまーに「ステンレス鋼」とだけ記載されているものはちょっと怪しい…
ステンレス鋼でも安価なものから高価なものまであるので、どんなステンレスの素材を
使っているかわかりませんSUS201などのシリーズは安く、放っておくと表面が黒く錆びてきます。
安いのでキッチン用品によく使わている可能性があるので、
「ステンレス製で安いわーー」って買うのはちょっと危険です。
包丁などの刃物は黒ずんでいるとちょっと嫌ですもんね。黒ずんだ包丁を見るだけで衛生的にどうなん??
とかいろいろ考えてしまいますよね。
定期的にメンテナンスすれば大丈夫なんですが、いつも水回りで使う製品なので仕方がないと思います。
そんな時はステンレス18-8と+刃部分は鋼(はがね)の包丁を思い切って買いなおすか
いやいや!これお気に入りの包丁やねん!!買い替えるなんて簡単に言わないでーー!
って仰る方はスーパーマーケットのお店の前に来ている包丁研ぎの人に定期的にメンテナンス
してもらって下さいね!
あんた研磨屋やん!って思わてるかもしれませんが包丁研ぎは専門外で、家の包丁を研ぐとき
ユーチューブで「包丁の研ぎ方」って検索して頑張って研いでいます。
そんなことで今日のメインの話はバイクのピボットシャフトの研磨加工の依頼をいただいた話がしたかった
高山でした!!
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