汎用機なのに自動!?G-40の超便利機能
- ブログ
- 仕事
目次
汎用なのにここまでできる!シギヤ精機製G-40円筒研削盤の超便利機能を紹介します!
今回は、普段僕がメインで使っているシギヤ精機製の汎用円筒研削盤G-40に搭載されている
地味だけどめちゃくちゃ便利な機能たちをご紹介します!
「汎用機って手動でクルクル回すだけ」と思っている方もその便利さに驚くはず!?

こんにちは!東大阪で研磨、研削をしている飛行機(ANA)好きの高山です。
【1】長いワークや数物はお任せ!自動トラバース&自動切り込み
汎用機ですが、もちろん自動機能はバッチリ使えます。
長いワークや同じものを何本も研削する際には欠かせない機能です。
- 自動トラバース(テーブル送り):長いハンドルを「自動」に切り替えるだけで、設定したストッパー(ドグ)の間でテーブルが左右に自動で往復します。
速度もテーブル速度調整ノブで簡単に設定できます。

- 自動切り込み:切り込みハンドル左下にあるノブで、削りたい合計の取りしろ(例えばφ0.4mm)を設定できます。
設定後、スタートボタンを押せば、砥石が前進し自動で切り込みを開始します。- 切り込み速度は、荒削りの「粗研」と仕上げの「精研」で別々にダイヤル調整(油圧制御)が可能。
- 設定した切り込み量が終わると、「スパークアウト」に入り、設定した時間が経つと自動で砥石がバックして終了します。
この自動化のおかげで、長いワークや数物加工時の作業負担が大幅に軽減されます!

【2】加工中に回転数を微調整!ACサーボ主軸台
多くの汎用機はベルト駆動の主軸台(ワークを回す部分)で、プーリーの掛け替えでしか回転数を変えられません。
(インバータが付いていればもう少し細かく回転数を変えられますが、低回転側ではトルクが落ちてしまいます)
しかし、僕のG-40はオプションでACサーボモーター主軸台に換装しています。
- 無段変速のメリット:ベルトがなく、ダイヤル一つで主軸の回転数を0回転から最大600回転まで無段階で調整可能
。加工中にワークの「ビビり」が出たり、「面粗度」を改善したいと感じたとき、加工を止めずに瞬時に回転数を変えられるのは
作業性と品質管理の面で非常に大きなアドバンテージです。
導入コストはかかりましたが、この機能にして本当に良かったと感じています。

【3】面粗度を追求!砥石軸インバーター
さらに、砥石を回す砥石軸にインバーターを後付けしています。
- 微細な回転数調整:砥石の回転数(Hz)を標準の60Hzからわずかに変えることで、研削面の仕上がり具合を微調整します。
回転数を少し変えるだけで、研削面の状態が良くなることがあり、面粗度を追求する上で非常に便利な機能です。
ただし、回転数を上げすぎると砥石が破裂する危険もあるため、安全な範囲内での調整が必要です。

【4】シギヤ精機だけの隠れ機能!?微細切り込みボタン
そして、僕がG-40で一番便利だと感じているのが、シギヤ精機製の汎用機にしかないと思われる、切り込みハンドル右側にある小さなポッチボタンです。

- 親指一つで1/1000mm台:このボタンは、親指で軽く押すだけで1/1000mm(1μm)単位の微細な切り込みができます。
手動ハンドルで微細な切り込みをする際、力の加減で「切り込みすぎた!」となることがありますが、このボタンなら指先の感覚で非常に繊細な調整が可能です。
最終的な寸法調整の際に、まるでゲームのボタンのように感覚的に使える、シギヤ精機さんならではの特長的な機能です。
汎用円筒研削盤でもこれらの自動機能や独自の便利機能をフル活用することで、作業効率や加工精度を大幅に向上させることができます。
皆さんもお使いの汎用機やCNC機に搭載されている「これは便利!」という機能があれば、ぜひ教えてくださいね!
加工、SNS運用、動画撮影などのお問い合わせはHPの問い合わせページ、またはLINE公式アカウントからDMくださいね!

会社Facebook、個人Facebook、Twitter、インスタグラム、YouTubeも更新中!!ぜひ!いいね!チャンネル登録もお願いします!



