母なる機械、マザーマシン
- 仕事
まだ町工場LTの余韻がある、飛行機(ANA)が大好きな高山です!
町工場LTで全員のプレゼンが終了しオンライン懇親会で出た言葉
「マザーマシン」
工作機械を作る機械を母なる機械(マザーマシン)と呼んでいるそうです!10何年もこの業界にいてるのに知らなかった…
母なる機械、マザーマシン
なんてかっこいい見出し!この見出しが気に入ったのでブログのタイトルにもしました!(単純(笑))
工作機械を作る機械、と聞いて思い浮かべるのが、旋盤、フライス(数値制御のNC旋盤、マシニング)などを思い浮かべた僕は「確かになぁ。やっぱり1から何かを作るってすごいし、かっこいいなぁ」ってあこがれの目。
でも、でも!違ったんです!懇親会でご一緒させていただいた方にマザーマシンの事を聞き、「研削盤もマザーマシンですよ!」って教えていただきました。
えっ!?倣って削るだけやのに?1から何も作れないのに?とちょっと半信半疑。
マザーマシンに「研削盤」も入っていた!
町工場LTの翌日こんなツイートをしたら、嬉しいコメントいただきました!
JIS分類上は工作機械マザーマシンと呼ばれているのは、除去加工をする機械全般を指すので、胸を張ってマザーです🍀*゜
そして逆に、勘違いされることのある、工作機械マザーマシンに入らない機械は、プレス、プレスブレーキ、レーザー加工機などです💡https://t.co/pNf87QpeQv
— 少 佐 (@nh731) May 30, 2020
日本工作機械工業会のHPによると↓
「 工作機械は「機械を作る機械」「マザーマシン(母なる機械)」、「主として金属の工作物を , 切削 , 研削などによって , 又は電気 , その他のエネルギーを利用して不要な部分を取り除き , 所要の形状に作り上げる機械。狭義であることを特に強調するときには , 金属切削工作機械と表現することもある。」
ってみました!?嬉しすぎて、大きく、太文字にしてみました!本当にしっかり「研削」の2文字が書かれていました。本当にうれしい!
1から作れないけど不要な部分を取り除きが研削でいう0.01mm、0.001mm台を削ると言う事なんですかね。
とにかくJISでしっかり分類されているので僕が使っている研削盤は間違いなく「マザーマシン」に分類されます!
より花が似合う機械になりました!
マザーマシンという言葉を知る前から、機械は少しですが掃除したりしていました。
それは以前勤めていた会社の社長に言われた言葉「みんなが使っている機械はスーパーカーと同じやで!」って初めは「??」って思ったのですが、僕は高校卒業後、自動車メーカーに就職し、先輩の影響で車が好きなりました。以前の記事でも紹介しましたが、初めての自分の車はトヨタの初代「bB」この写真は3年前に撮った写真。13年乗っていました。
車が好きで毎月ワックス掛け。よく綺麗やなぁ。って言われてウキウキしていました。
っと話が飛びましたが、社長に言われた「機械はスーパーカー」っていう意味は、スーパーカーのように金額が1千万近く、それ以上する機械を使っているから大切に扱ってね。って意味。
この言葉が車好きの僕には響き、それ以降、機械を綺麗に保つように心がけています。
そして、町工場LTの懇親会で教えていただいた「マザーマシン」という言葉で「機械は女性」と言う事も知り(勝手に男性と思って機械を掃除、磨いてました)もっと綺麗にしないと!
って。工場のイメージを少しでも変えたいと思い花を飾ってますが、マザーマシンならむしろ飾って、機械もよりきれいに保たないとなって思いました!
研削盤により愛着が湧いた懇親会でした。こんな楽しくて新しい発見がある懇親会も楽しいなぁ!
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