マイクロメーターの正しい測定方法とは?

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マイクロメーターでの測定誤差

2月にミツトヨ計測学園でマイクロメーターの測定方法を勉強したのに
お客さんとの誤差が出てしまい相変わらずマイクロメーターの測定に悩んでいます(笑)

こんにちは。飛行機(ANA)が好きな東大阪で研削、研磨屋をやっている高山です。

測定誤差に悩んでいます(笑)

あるお客さんの品質管理方に「0.004~0.006mmの測定誤差があります」とご連絡をいただきました。
最近、ミツトヨ計測学園に行ってからはお客さんとの誤差ってほとんどありませんでした。

しかし!
最近上記の誤差のご連絡がありました…。
結構ショック(笑)

1人でやってるのでこういうご連絡を頂くと悩んでしまいます…。

「そうや!SNSで聞いてみよう!」
と言う事でTwitterとインスタグラム、YouTubeで聞いてみました!

僕と同じように悩んでる方がいらっしゃるかもしれません。
そんな方に少しでも参考になったらいいなと思い、僕のコメント付きで下に皆さんの意見を貼ります!
参考にしていただけると嬉しいです!

測定方法は十人十色

まず僕はこんな感じで質問しました。
(質問の感じはTwitter、インスタグラム、YouTubeともに同じです。)

こちらにいただいたコメントをこのブログを読んでいただいている皆さんに共有したいと思います。
リンク切れになるとダメなので写真にて紹介しますね。

マイクロゲージがは工具付属のブロックゲージで校正派 使用前には薄手の紙をはさんで接触面の清掃する派

0-25のマイクロメーターでは有効なやり方ですね

 

使用しているマイクロはアナログしか無いので偉そうな事は言えませんが、ウチではピンゲー ジは使いません。 ブロックゲージか基準棒を使ってます。 ピンゲージだと測定子と線当たりしますが、測定子に面当たりする物じゃないと測定圧で微妙に歪みが出る可能性があると言われてから使ってません。

線当たりと面当たりこれで微妙に歪みが出る可能性がある。
言われてみればそんな気がします。

 

25マイクロで25のブロックゲージで合わせるのはアウトかと。 共通のピンゲージとエゲージにて合わせると良いと思います。 ホブ切り加工で交差0〜+0.02の仕事してた事ありますが、定期的にマイクロの整備に出して ました。 自慢するとJAXAに納品される部品の孫請けの加工してました。
あと25マイクロを25を超えて回すのはマイク口が狂うのでやめた方がいいと思います。

JAXAに納品されていた方の意見は説得力がありますね!

FF外から失礼します。 ミットヨでは0〜25mmは油分除去後に紙を挟んでも抜き取った後カチカチと5回程回した所で0セットと習いました。参考程度に試して見てください。

FF外から失礼します。
この一文だけで人の良さが分かります!
しかもアドバイスが的確!

失礼いたします。 マイクロの測定器器差が+2uですので言われている誤差は器差内となってしまいます。 カチンも力の入れ具合、回数で値変動するので…. 2,3ルですと測定環境(製品温度、環境温度) で簡単に差が出る値ですので 環境面の違いもすり合わせ必要かと思いました。

マイクロの器差は±2μmこれを考えるとお客さんとの摺り合わせも必要かも。

検査をこの方法だと疑うね。 μをこんなことで検査することは精密加エマジ でやったのと思われる笑

 

なかなか厳しいご意見(笑)

ゼロ調整とスパン調整の違いですか

0でカチンと合わせるのとブロックゲージ、ピンゲージ、基準棒などで比較測定の事ですかね?

0-25mmだと、一回コピー用紙みたいの挟んでスッと抜いてから0点合わせします。 アンビル、スピンドル測定面のゴミ、油分除去 のおまじないです。 私はカチカチで2回ですね。 時々カチカチカチカチ・・ 好きな値出したりして

最後の時々カチカチして好きな数値はやったらあかん(笑)

測りたい大きさに近い 校正器具を使います。 中を図るなら測りたい寸法に近いピンゲージ 幅を測るなら 測りたい寸法に近いブロックゲージです。 マイクロの測定面の平行や 歴戦マイクロさんだとフレーム歪み等でスピン ドルが、まっすぐ進まないからです。

測りたい大きさに近い校正器具の使用は参考になります。
フレームの歪みも考慮しないとですね!

0で確認と25で確認ですかね 最小と最大では、やはり誤差が生まれると思います 測定する大きさに近い方で一度確認するのがべ ストかなぁと思います

最小と最大で誤差が出るのでやはり、測定したい寸法に近い校正器具ですね。

私もこの誤差が気になり丸物はピンゲージ、平面はブロックゲージで合わせてます。 熱変でマイクロの測定面がピッタリ合わないのかなとか思ってみたりしてました。

丸物はピンゲージ、板物はブロックゲージ。
点当たりと面当たりで変わりますもんね。
僕もそうしています。

丸物計測→ピラミッド(ピン)ゲージ合わせ 端面厚み等→ブロックゲージ合わせ 計測数値に1番近いゲージ寸法で合わせる ですね。 計測部が線当たりか面当たりで、合わせゲージを変えてます。

同じくですね!
線当たり(点当たり)と面当たりを考慮しないとですね。

目安測定の時には締め切ってゼロ合わせ 精密に測定するときには基準 (測定値に合わせ た) となるゲージを使用し 測定値付近で誤差が消えるようにしています 通常作業前には測定対象物の寸法で作成した 基準ゲージで校正しています

こちらも測定値付近のゲージ使用で誤差を極力なくすような方法です。

ゲージが正しいように思い込んでましたが

いや、僕もそう思い込んでいました。

もう、そのレベルは誤差と思ってるクマ 9.2•7← ガチなのはマイクロやピンゲージなんだけど も、校正や測定誤差はある程度(1000分台)で る コンマ台で出るなら方法やブロックゲージを疑 う 測定器使う前に校正が正しいか確かめるんだが、世の中にはそれが当たり前じゃない人も居るんで…弊社

ほんとにこのレベルは器差範囲内です。
そうであってほしい…
しろくまさんが言うなら間違いない(笑)

僕はクラッチ2回で合わせます。ゆっくりゆっくり回して馴染んで… カチッ… 念のためにゆっくり回して カチ… で終わりです。

ものすごく丁寧に測定器を扱っていらっしゃいます。
尊敬します。

0点合わせは校正済みTPです。

 

ですよね。
僕も校正済みのTP(テストピース)で合わせています。

自分は0-25のマイクロは0で合わせます。 0で、合わせてもピンゲージを測るとキチンと出る印象です。 0で合わせて、ピンゲージがマイナスで測れると、マイクロの平行度を疑ってしまいます…. 落とすとすぐに曲がってしまいますので…

0でカチンと合わせても、ピンゲージなどで合わせても基本同じ数値になるのですね。
僕の測定技量不足かもです…。

量子化誤差分とアンビル、スピンドル部分の平面度が加算した分じゃないんけ? 締め切った状態やと面接触やが円筒ゲージやと 線接触になるからその分で誤差でると思うんや が 齧った程度の知識やから偉い人教えて

量子化誤差分。ミツトヨ計測学院で習ったよなぁ。
マジで偉い人教えて!

一般的にはトレーサビリティが取れている標準サンプルに倣うのが普通だと思いますけど、お客さんで測定方法が微妙に違うのって、結構あるあるだと思うので、書面で測定方法の取り交わしをして、合意を取れば何でもOKだと思いますよ〜

トレーサビリティ。ゲージメーカ勤めてた時めっちゃ聞いたワード(笑)
これ大事よね。

そもそもラチェット回しすぎ

こらドラえもん!そんな言い方ないやん(笑)
このラチェット操作ミツトヨ計測学院で教わったやり方やで!

0点取る前に先端拭くよな….?

勉強できそうなプロフィール画像でそんな言い方ないやん!
この時は先端拭くの忘れました(笑)

最後の2つは、知らない人にこういう口の利き方するは
絶対にしたらダメだなと思ったコメントでした(笑)
SNSってその人の素が出ると思っているので、その人が私生活、仕事でどんな人かはだいたい想像がつきますよね(笑)

僕も気を付けよう。

その他、インスタグラム、YouTubeでもコメントを頂いました。

測定面が平行でない可能性。 新品でも出てない物があったりするし。 ミットヨさんどうなの?って思う。

アンビルとスピンドル接地面のの平行も考えないとなのですね。
なかなか難しい…

ブロックゲージ(セラミック)を使用しデジタルマイクロ直進式(ミットヨ)を使用しています。直進式以外はスピンドルが回転するのでそれが嫌だからで す。

セラミックのブロックゲージ!しかも直進式のデジタルマイクロメータ、大金持ちじゃないですか!
高すぎるし、検査室がないので持ってません…
直進式のデジダルマイクロメーターって大きさどれくらいまで売ってるのかな?

測る対象物の大きさで決めるしかないですよね

対象物の大きさで決める、臨機応変が大切ですねよね。

動画ではピンゲージで25,000と表示されていますがブロックゲージでもピタッと 25,000と表示されますでしょうか?

これ本当にしたら良かったと思う比較測定方法。
丸(線当たり)と平(面当たり)で比較するのは本当に大事です。

私は現場ラフ測定ばかりなのですが、最初に教わったのが【測定前 0】【測定】 で測定完了でした。 最近は測定終わってからも【測定後0】を確認して測定完了にしています

測定前、測定後にチェックするのは本当に大事ですよね。
慎重さが伝わります!

普段はカチン派です。マイクロ落とした時は、故障してないか確認のために25のゲージで合わせます。ずぼらな旋盤屋 でした(笑

カチン派でずぼらな旋盤屋さんとご自身で仰っていますが、定期的にゲージ合わせしているのは
素晴らしいと思います。

0-25はゼロセット。 25-50以降はピンゲージ。でしたけど言われたこと無かったですねぇ

基本的な校正ですよね。
僕が考え過ぎなのかな…?

結局何が正しいの?

このようにたくさんの方にコメント(アドバイス)をいただきました。
だいたい同じような意見。
中にはめっちゃ否定的な感じもありましたが(笑)

結局正解かが分からずです…

そもそも僕はそんな感じでツイートしたのではなく、お客さんと寸法誤差が出て、
お客さんとの校正方法が違うので困ったな。
って感じの軽いツイートでした。
それでもこんなに真剣にコメントいただいたのは嬉しい限りです。

しかし、このツイート分かってくれてた方も。

みんな真面目だな。 2〜3u以下なんて、確証出来る範囲じゃない ぜ。 した所でどーすんだよって話だよ。 それ以下はそれなりの環境揃えないとだよ。 もしそんなの客先に言われても、だからどーした!?って返して、すぐに作り直して終わりだ よ。 しかも高山さんの話は、校正の話でしょ? そこまでシビアに話をしてどうなのよwって話だよね。 シンブル思いっきり締め込めば良いんだよそんなものは笑

僕の言いたいことが詰まっていたツイートで泣きそうになりました(笑)
本当にそうなんですよ。
マイクロメーターの器差って±0.001~0.002mmと言われています。
(ミツトヨさんのカタログにも書いています)

それを追求するなんてマイクロメーターだけでは無理があって、
3次元測定器、めちゃくちゃ良い例えばK級の様なブロックゲージでの比較測定。
これらをトレーサビリティ、ISO、JCSSなどを取得した機関で測定しないと無理なんです。

ゲージメーカ時代に軽く勉強させていただいたのですが、
測定器の基準には、メートル原器があって、それを基にブロックゲージが作られ、測定器が作られ…
何処でそのように作られて、それを遡るとメートル原器までつながる。
という事を証明できるトレーサビリティがある機関じゃないと本当の寸法ってわからない思っています。

僕が思っているのが合ってるかはわかりませんが…
偉い人に読まれたら怒られそう…(笑)

P.S.
今回、各SNSで測定方法について本当にいろんな意見を頂いて本当に勉強になりました。
SNSの力ってすごいですよね。
一昔前だとこんな知識全体に得られなかったと思います。

みなさんもSNS積極的にやってみてください!

SNSを使いたいけどやり方が分からない、自分には向いてるの?
大丈夫です!僕は初めは全然うまくいきませんでした(笑)

僕のように、営業が上手くできない、求人募集しているけど思うように集まらない。
と悩んでいる方も多いと思います。

僕は、営業が大の苦手、面と向かってのビジネストークは全くダメ。

「よく話すじゃないですか!」「お喋りやのに?」

とよく言われるのですが、話すのは好きなのですがビジネストークは本当に苦手なんです。

そこで役に立っているのがSNSとこのブログ。

自分の想いを素直に発信できるツールで僕は本当に重宝しています。

色んなコラボ企画もほとんどSNS繋がり、もちろん集客も。
ありがたいことに知り合いの会社さんからの紹介もありますが、新規さんはほぼ90%以上はSNS、ブログ、ホームページ。

新規獲得、集客に悩まれている方、ぜひ僕に相談してください!

新しい販路開拓、新しい自分が発見できるかも!?

気になる方は「お問い合わせフォーム」まで!

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