SDカード忘れが撮ったMECTの熱気
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【研磨屋TVが行く!】メカトロテックジャパン2025(MECT2025)潜入レポート!
先日、愛知県のポートメッセなごやで2025年10月22日〜25日の4日間にわたって開催された、
日本最大級の工作機械見本市「メカトロテックジャパン2025(MECT2025)」へ、YouTubeチャンネル「研磨屋TV」が潜入取材した様子をレポートします!

こんにちは!東大阪で研磨、研削をしている飛行機(ANA)好きの高山です。
ハプニングも乗り越えて伝える展示会の熱気!
実は、今回の取材ではカメラのSDカードを入れ忘れるというまさかのハプニングが発生。
動画は急遽スマートフォンでの撮影となりましたが、そのおかげで??研磨屋の僕ならではの視点と、臨場感あふれる展示ブースの雰囲気が伝わる動画と思います!(たぶん…)

研磨・研削のプロが注目した最新技術
動画では、「研磨屋TV」の視点で、特に興味深い技術や機械が紹介しています!
- 長距離ケーブル保護システム
動画の冒頭では、200mや300mといった長い距離にも対応できるケーブル保護・管理システムが紹介されています。大規模な工場設備を安全に稼働させるための、地味ながらも重要なインフラ技術です。

- 高性能な砥石・研磨材
ダイヤモンドやCBN(立方晶窒化ホウ素)といった、高硬度な材料を研削するための特殊な砥石に関する話題も登場。現場のプロによる、具体的な選定基準や使い方に関する会話が繰り広げられます。

- 作業性を追求した研削盤の革新的な構造
特に詳しく紹介されているのは、内外径を研削できる機械です。
- 作業効率への工夫: 内径研削を行う際に邪魔になる砥石台を、機械に備え付けられたミニクレーンで一時的に浮かせて横に避けられる機構が紹介されています。これにより、段取り替えの煩雑さを解消し、作業効率を大幅に向上させるという、設計者のきめ細やかな配慮がうかがえます。
- 超精密な操作性: 1万分の1の精度で微調整が可能な送り機能など、日本のモノづくりが誇る超精密な技術が搭載されている点にも注目が集まります。
- 内径加工時の調整: 内径加工を行う際に、砥石がワークに対してストレートに当たるように調整する技術や、プロファイル研削を応用したドレス方法など、専門性の高い技術的な解説も含まれています。

製造業の「今」を知る
この動画は、SDカードのハプニングがあったにもかかわらず、研削・研磨というニッチな分野における最新の機械や工具、そしてそれを扱う人々の熱意を伝える貴重なレポートです。
日本の製造業の技術力の高さ、そして常に改善を求める現場の知恵が凝縮された展示会の様子をぜひ動画本編でご覧ください。
【展示会】メカトロテックジャパン2025(MECT2025)
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