ロボットが大活躍する研磨屋さん
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ロボットが大活躍する研磨屋さん
僕と同じ研磨屋さんでも全然違うスタイル研磨屋さんを見学させていただきました。
「ロボットが大活躍する研磨屋さん」
僕が研削加工しているのは1個から多くて200個くらいまで。
今回製造業系のメディア「ニュースダイジェスト社」さんのご紹介で見学させていただいた、愛知県あま市にある「株式会社山田製作所」さんは中量産の研削加工を得意とする研磨屋さんです。
山田製作所さんは7割が研削加工、3割が全加工の本当に研磨屋さんです。
ニュースダイジェスト社さんの製造業の雑誌「生産財マーケティング」は僕も一度出演させていただいています。
こんにちは!東大阪で研磨、研削をやっている飛行機(ANA)が好きな高山です。
ロボットが大活躍
向上にお邪魔した瞬間に感じたのは、とにかく綺麗!
工場内があの研削液にミストでモクモクしていなく、研削液と研磨カスが混じったあの独特なニオイもしません。
山田製作所さんのコーポレートカラーは「黒」ですが、暗いイメージが全く無く、むしろ前向きで明るいイメージでした!
研削盤はたくさんあり、うちのように研削盤だけではなく、搬送ロボット、ワークを研削盤に取り付け→完成ワークをシューターへ払い出しするロボット。
たくさんのロボットも動いていました。
研磨って人の手でやらないといけいない最終工程と思っていた僕は本当に驚きです!
女性スタッフの姿も目立ちました。
山田常務に聞くと「半分以上が女性スタッフ」とのこと。
山田製作所さんは約10年前までは元々職人工場だったみたいです。
職人さんの高齢化が進み何とかしないとと思い、「今の社長がこのような環境に徐々に整えた」
と山田常務が仰っていました。
同じ研磨屋の僕にとって夢のようなすごく色々な発見がある会社さんです。
誰でも研削加工ができるように
前述したように山田製作所さんは半分以上が女性スタッフさん。
段取り、オペレーション等、全て担当のスタッフさんが手掛けます。
僕が20代の頃は研磨って職人技なイメージで「目で見て技を盗む」が当たり前でした。
この研磨の業界に素人で入った僕は当時職人さんの後ろからずっと作業を見ていました。
その時にわかったのは「その職人さんが猫背か猫背じゃないか」でした(笑)
それくらい技術を覚えるのに苦労した思い出があります。
前述したように山田製作所さんも10年前までは職人会社だったみたいですが、
環境を整え機械の毎にあるタブレットで図面、加工手順書、加工動画などが
一目で確認できるシステムを構築され誰でも研削加工ができるようにしたそうです。
本当にすごい!!
人とロボットが共存する会社
ロボットは24時間働いて稼いでくれる。
無人化にはロボット!
こんな話をよく聞きます。
でもそれで本当に大丈夫なのかな?
と僕は疑問でした。
山田製作所さんの会社を見学させていただいてその疑問が少しすっきりしたような気がします。
研削加工でロボットを使用するところはロボットを。
感覚が必要で人の方が有利なところは人がやる。
これを両立できていて安定して品質の製品を出荷してました。
僕の会社でロボットってことはできませんが、なんでも人の手でやるより、
今ある例えば円筒研削盤の自動切り込みを使用して切込みを安定させ、寸法の安定性、砥石の保ちを長く持続できるようにし
効率を上げられたないいなと思いました。
P.S.
最近はたくさんの会社さんを見学させていただく機会があります。
勉強になる事ばかりで本当にありがたいです。
今回の山田製作所さんではスタッフさんに
「いつもYouTube観ています」
とお声かけ頂きました。
まさかこんなところでも観られているなんてびっくりです。
声をかけていただいて本当に嬉しかったです。
続けてて良かったなと思いました。
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